分析結果
1月期の小規模企業の業況DI は、8カ月ぶり、かつ、大幅な悪化となった。また、全業種の全てのDI が悪化
となった。これらは、再度の緊急事態宣言を受け、外出自粛要請や飲食店への営業時短要請等があった影響により、全体的に
消費が落ち込み、全業種に深刻な影響が表れている。全国の経営指導員からは、コロナ禍の長期化により、資金繰りに関する相
談が増加しているとの報告が多数寄せられており、これ以上長期化すると、地域全体が疲弊し、事業継続が困難な事業者が増加することを懸念される。

調査概要
全国商工会連合会では、商工会の経営指導員を情報連絡員に委嘱し、地区内小規模企業の景気動向等についての情報を毎月収集してその結果をまとめ、中小企業庁の政策資料に供するとともに、毎月集計結果を都道府県商工会連合会及び商工会を経由して、商工会会員ならびに地区内小規模事業者に景気情報として提供していまうs。

調査概要
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:毎月月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

小規模企業景気動向調査1月結果