2020年1-3月期の福岡県主要都市(福岡市、北九州市、久留米市)の地場企業の業況状況DIは、前期に比べて、福岡市は5.1ポイント改善(▲16.7→▲11.6)、北九州市は20.9ポイント悪化(▲22.0→▲42.9)、久留米市は15.9ポイント悪化(▲33.7→▲49.6)、となっていた。
2020年4-6月期の予測業況判断DIは前期に比べ福岡市は2.4ポイントさらに悪化(▲11.6→▲14.0)、北九州市は6.7ポイント改善(▲42.9→▲36.2)、久留米市は15.7ポイント悪化(▲49.6→▲65.3)の見込となっている。
≪分析結果≫
福岡市や北九州市に比べ久留米市では、経営基盤の弱い小規模事業者が多く、コロナウイルス感染症拡大における営業への影響が大きいことがうかがえる。地方における影響はさらに大きくなるのではないかと判断される。