有限会社原野製茶本舗外観01

平成5年創業から八女地方を中心とした緑茶農家と専売契約を結び独自の緑茶の販売を行っています。茶葉の製造から加工・販売まで一貫して行っており、有機堆肥と低農薬栽培にこだわった「奥八女茶」には定評があり、様々な食品業界とコラボし、お茶を使った加工品の研究開発にも注力、茶の葉羊羹や玉露入り高菜漬けなど緑茶の特徴や旨味を引き出した商品開発も積極的に取り組んできました。

新事業に取り組むきっかけ・概要

有限会社原野製茶本舗外観02

近年の国内の緑茶葉の消費が年々減少する一方で、ハーブティの需要は増加傾向にあります。ハーブティは専門店だけでなく、エステやサロンでの販売も伸びている状況です。しかし、その一方で、癖が強く好き嫌いが別れているという現状もあります。専門店である当社の強みを活かし、ハーブティに緑茶をブレンドし、飲みやすく、また、緑茶の機能や特性を活かした商品はできないものかと考え、ハーブティの専門家に監修頂き、機能性と飲みやすさの両立を目指した、緑茶入りのハーブティの商品開発に取り組みました。ハーブの効能である美肌効果、リラックス効果、冷え性改善、花粉症の症状緩和などが期待できます。本事業では、ハーブティーを介して茶葉を入れて飲む習慣のある年代層を増やすことを目標としています。

成果や今後の展望

事業主写真

代表取締役 原野 弘典

当社のメイン顧客層は50代~でしたが、今回の商品開発により美容や健康目的で飲まれる20~50代の女性層をターゲットにするべく取り組むことができました。また、機能性飲料としての「緑茶」を認識してもらうことにも繋がると考えています。ハーブに関しては海外マーケットも大きく、販路拡大を図ると共に、海外の展開も検討しています。それと同時に生産体制の強化も進めます。また、将来的には、HACCAPや有機JAS認証の取得に取り組み、更なる安心安全を追求していたいと考えています。


有限会社原野製茶本舗