シラキ工芸外観
昭和52年創業、九州最大の伝統工芸集積産地である八女において提灯の火袋を専業とした提灯製造卸です。盆提灯市場の50%程の火袋を生産しており、売上の95%が盆提灯用、5%が葬儀用です。低価格の大量生産品がホームセンターやディスカウントストア市場に出回っており、それに比べて国産品は高価で、購入先が仏壇店などに限られていることから、国産提灯の市場は年々急落が続いています。しかし「薄紙、絹等の薄張り」「手描き(筆描き)・吹き付け(エアーブラシ)」技術が高いと評価を受け、厳しい経営環境の中でも高価格帯の手描き提灯を主力商品としてきたことが、生き残りの一因と考えています。

新事業に取り組むきっかけ・概要

シラキ工芸内観
既存事業である火袋の製造は、あくまで下請けの立場で、取引先提灯メーカーに部品供給をしてきました。しかし、市場や提灯メーカーの業績に影響を受けることが多く、経営は安定しませんでした。経営革新では、当社が提灯を製造する完成品メーカーとして、アメリカ・ニューヨークのプロデザイナーがデザインしたインテリア提灯を、自社の持つ八女提灯の技術力で実現させ、更にアメリカ・ニューヨーク近代美術館で展示・PRし、MoMA STOREでの販売を実現させることで、下請け脱却するとと共に、世界中の現代美術愛好家に対して訴求・販売をしていくことを目指していきます。現代のライフスタイルに合ったデザイン(用途・形状・図柄)を創造していく事が生き残るカギとなると考え、世界中の現代美術愛好家に対して訴求・販売することを目指していきます。

成果や今後の展望

事業主写真

代表取締役 入江朋臣


アメリカ・ニューヨークで活躍しているプロデザイナーにアメリカ(世界)で通用する革新的なインテリア提灯のデザインを提供いただき、当社の独自技術である、薄紙、絹等の薄貼りを活用。絹貼りの美しいあかりを活かしたインテリア提灯を開発に着手できました。八女では、海外デザイナーによるインテリア提灯の製造・販売をするのは、当社が初の試みであり、世界的な知名度の向上を目指していきます。


株式会社シラキ工芸